「がん政策サミット2009春」開催
「がん政策サミット2009春」を、5月16日・17日の2日間、東京都千代田区にて開催いたしました。本サミットは、全国の都道府県がん対策推進協議会の患者関係委員にご参加いただき、各地で生まれたがん対策の「好事例」を共有し、その好事例を全国へ普及させることを目的としています。また、患者関係委員の方々が政策提案力を高めるための機会を提供することも役割としています。各地のがん対策の実施主体である都道府県庁のがん対策担当者にもご出席いただき、行政担当者も巻き込んだ活発な議論が展開されました。


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1日目のプログラムでは、各地の患者委員による「好事例」の発表や「好事例集」の共有を進めるとともに、各地の課題の解決を目的として、参加者によるワークショップが開かれました。夜には、一堂に会した各地の患者委員と行政担当者が、気軽に交流と情報交換を行っていただく場として、懇親会が開かれました。

2日目のプログラムでは、厚生労働省がん対策推進協議会から舛添厚生労働大臣に提出された、「平成22年度がん対策予算に向けた提案書」についての理解を深める基調講演をもとに、自分たちで「がん対策提案書」を作成するグループ・ワークが開かれ、患者委員と行政担当者が共に議論し、「がん難民対策」「がん対策の現況の“見える化”」「がん対策の情報提供と普及啓発」「地域のベストプラクティスの育成・発掘と全国浸透」の4テーマについて、それぞれ提案書を作成しました。

1日目には鴨下一郎衆議院議員(自民党)、仙谷由人衆議院議員(民主党)、浜四津敏子参議院議員(公明党)にご来場いただき、「がん対策の現況と患者委員への期待」と題してご講演をいただきました。また、尾辻秀久参議院議員(自民党)からはメッセージが届きました。患者関係委員のみなさんは、あらためて自分たちの活動の意味を再確認されていました。

なお、5月18日には、超党派の国会議員の議員連盟である「国会がん患者と家族の会」の主催による「がん患者関係委員のみなさまとの意見交換会」が衆議院第一議員会館において開催され、議員と国・都道府県のがん対策推進協議会の患者関係委員有志が、がん対策の課題についての意見交換を行いました。その後、多くの患者関係委員の方々が、議員会館において、地元選出の国会議員を訪問しました。また、患者関係委員有志約15人が総務省にて鳩山邦夫総務大臣と面会し、がん対策に関する地方交付税の増額など、地域のがん医療の向上に役立つ財政措置の拡充の必要性を説明しました。

盛りだくさんのプログラムを終えて、参加者のみなさまは、今後の取り組みへの意欲をあらたにして、元気に各地に戻っていかれました。次回は、同様の「がん政策サミット」を今秋に開催する予定です。
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by hpij | 2009-05-21 09:29 | 市民医療協議会関連
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